2013年11月17日
by 小野田
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教えのルール(パッションの奨め) パート 7

このブログもけっこう知れ渡ってきて、バカっぽい文章がいいねと言ってくれる指圧仲間もいて非常に励みになります。先生暇なんだねという声も聞こえてきて、ざけんなよ、俺は一日8人は今でも治療をして、汗を流しているんだぞとも吠えています。結構治療は好きですので、予約はかなり消化しています。治療で稼ぎ、教えは道楽です。

 長生きの秘訣は義理に振り回されないで自分のペースで生きると大橋巨泉が昔言ってたのを思い出しますが、テレビであの顔を見るたびに、我儘放大、自分優先の勘違い人生が見え見えの一四竹(いっすそう)なので、人生そうじゃないだろと彼が出演している番組に出会うたびにチャンネルをガチャガチャ変えた物でした。

 この手の輩は特にW大卒に多いですね。私見と偏見から言わせてもらいますとこれまで何人もの高田の馬場あたり出の人が日本から私の治療所で働きたいと言うので労働許可証を取得して便宜を尽くしてきましたがろくなやつがいませんでしたね。特にあの大学出のお方が3人ほどいましたが全滅でしたね。そんな奴に限って聞いてもいないのに僕は何々大学を卒業しました。だから何。外国で屁のツッパリにもならないお言葉だということをこの手のアホは理解できないのです。 

 医者でも、私たちの商売でも、電話があればすぐに対応する、たとえ楽しい時間を家族で過ごしているときでも急患があれば急患優先、それ、当たり前でしょ。健康商売は、今痛いから、今動けないから電話をしてくるので、すぐに対応するのが我々の義務なのです。その辺の意識があるかないかで、その人の人間性そのものが出てくるのです。使命感です。命を削るのです。燃えて生きるとはこのことなのです。歯が痛い、電話して一週間待ちですと言われたらあなたならどう思いますか。結構この辺が空回りしている人が目につきますけどね。 続きを読む →

2013年11月10日
by 小野田
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教えのルール パート 6

スペインはサッカーが盛んで熱狂的なファンが毎日のように口に泡を飛ばしてああでもないこうでもない。これはどこの国でも同じなんでしょうね。サッカーは嫌いでもないが、かといって好きでもなんでもない。はっきり言って興奮対象にない部類のものです。私の治療所は、レアルマドリッドのスタジアムまで歩いて10分の距離なのですが、サッカー場に足を運んだことがありません。

  どこがいけませんかといわれたら、当たってもいないのに一人で倒れてうーうー言っている選手が多すぎること。役者やのーと思わず苦笑いです。ただこの前レアルのポルトガル人のロナルド選手が腰痛で苦しんでいる原因が腹筋が板チョコなんですが、板チョコ過ぎて背筋とのバランスが取れずに腰痛だというコメントが妙に面白かったです。

 レアルマドリッドがまだまだ有名じゃなくスポーツドクターの利権がまだ薄かった時に、プロの選手をよく指圧したときがありました。肉を食べることが、スタミナの源と思っている彼らに、エチオピアのマラソン選手のアジスアベベはごまがスタミナ源だったんだと片言のスペイン語で納得させるべき妙に力んだのが、25年前のことです。

 一流と言われる、言われた選手は、やはり柔軟性に富んでいましたね。柔軟性に富んでいれば怪我が少ないですからね。硬い人は、一流にはなれませんね。体が硬い人は思考まで硬いのです。柔軟な体があって柔軟な頭が生まれるのです。それと足の親指が大きく発達している人は、踏ん張りがきくのかよい選手が多いですね。足の親指の踏ん張りが弱いと膝が内側にむかずに膝にストレスをためやすく膝を痛めます。膝を痛めるのは一流選手の宿命なのかもしれません。

こちらのサッカーチームは監督があって選手がいるといった感じで、監督の絶対君主です。個性が強い分、選手がその監督に認められなかったら悲惨ですね。飼い殺しです。金をもらっても試合に出られなかったらどうなのかな。指導者(監督)が指導をして強くするこれも一理ありますが。チームがその監督の意見を理解する選手を引っ張ってきてチームを編成して強いチームを作るということが今やられているみたいです。人を育ててチーム作りは日本独自のもので、出来上がった選手を金払って引っ張ってきてチームを作るがヨーロッパのやり方です。指導法の根本的な違いがここにあります。この辺が、日本の会社の経営方法の違いにつながるわけです。ドライがいいかウエットがいいかは、私にはまだ答えられません。

2013年11月7日
by 小野田
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教えのルール パート 5

ヨーロッパは、日本人が考える以上に空手、剣道、柔道、はては忍者さんまでが、武術の一つとしてれっきとしたメニューの中に入っています。何を仰がれるのか、はては香取流なんて言われても、なんだなんだで、私の世界に入っていなかった日本の落とし物を見る思いがします。そんなスペイン人が時々指圧の世界に舞い込んできます。初めのうちは、控えめでいいのですが、こんな輩に限ってなめた野郎が目につきます。なめた野郎とは、武道と指圧をいっしょくたに考えて押忍の世界でやっちゃうんです。指圧は医道です。武道と何の関係もありません。すごい繊細な仕事なんです。

 昔、食えなくなった柔道を教える日本人のおっさんが柔道じゃ飯が食えなくなり、ヴィデオかなんか日本から取り寄せ、ちゃっかり覚えちゃってそれで教えている輩が昔いました。私がスペインで売り出し始めたら消えましたね。そんなみも知らずのおっさんに、あーあのマドリッドの小野田か、あれは俺の弟子だよと言われ続けた時代もありましたね。 続きを読む →

2013年11月5日
by 小野田
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教えのルール パート  4

こちら(マドリッド)で約半世紀にわたり空手の道場を経営して後進の空手指導をしている山下先生というその世界では有名な人がいます。日本人会の会合でよくお話を伺う機会があります。余談ですが、隙だらけなんです普段は。歩き方も蟹股でひょうきんに。ひったくり野郎も間違うよな、間違ってひったくりを試みてやられちゃうんだろうな。落とす(首を絞めて失神させちゃう美技)つもりが落とされちゃうんだろうな。いやこんなベテランは失礼と頭下げて金的(睾丸)を指でピシャット鞭打ちして、ばばっと決めて逃げちゅのかな。まあその先生がよく言うのです。

100人の生徒の入門があるといるね2人ぐらい天才が。何やってもすぐ覚えちゃうんだよ。体は柔軟性に富み、グアポ(いい男)、家庭も裕福、そして何より素晴らしいのは素直さ、この素直な気持ちがセンスのある天才によくあるのだそうです。まるで花形満の世界です。教えるときの雰囲気は、教える側(先生)も教えられる側(生徒)も気持ちの交換(エネルギーの交換)ですのでスムーズにとんとん拍子でことが、進んだ方ががいいわけです。話している最中に茶々を入れられて話していることを忘れたら最悪です。素直に黙って聞くという態度に先生も気持ちよくレクチャーができるわけです。どうせ教えてもらうのでしたら先生に気持ち良く教えさせる雰囲気が一番大事なわけです。そこの雰囲気作りに素直さが余剰効果を生むわけです。 続きを読む →

2013年11月2日
by 小野田
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教えのルール パート 3

ヨーロッパで指圧の講習会を2002年より10年間、日本指圧専門学校の御配慮により年一回選抜された先生方に日本からきていただきヨーロッパの各都市で定期的に開催してきました。大成功の裏側をぶっちゃけちゃうと、教える側と教えてもらう側の期待感の溝があります。それでは日本からの招待パネラーとこちらの参加者の決定的な溝とはなんでしょうか。まず最初にスペイン人が考えることは、新しいことを教わりたい、もしまた基礎編をやるのなら辞退するということを真っ先に考え、そしてためらいもなく主張します。日本側は基礎ができていないのに前に進むことができないと基礎編を主張します。そこで仲介の小野田がしゃしゃり出て、それでは半日は基礎、午後に応用と溝を埋めてシャンシャン、そして何となくOKの進行になります。

 基礎力の大事さは、お互いが承知したことです。反復の力が応用です。10人のスペイン人が出席すれば基礎の大事さが2人ぐらいは理解していると思います。しかし後の8人は新しいものが教わりたいのです。これがスペイン人の気質です。ラテンの血が流れる一般人の気質です。フランス人は10人のうち4人かもしれません。ドイツ人は10人のうち5人かもしれません。これが長い歴史が生んだ各国の国民に対するファーストインスピレーション(印象論)です。日本人は10人のうち7人ぐらいと解釈すればOKですかね。西洋人は基礎力の大事さを忘れ勝ちですが、日本人と比べて決定的な長所は型にこだわらない自由な発想です。創作の世界で指圧を見れば彼らの発想に学ぶところがたくさんあります。 続きを読む →

2013年10月30日
by 小野田
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教えのルール パート 2

中谷影宏(なかたにあきひろ)先生を好きな友達がいて、よく私に本やCDを送ってくれます。車の走行等の時間のある時にその先生のCDをうんうんなるほど,と一人うなずきよく聞きます。確かCDの題名が教えることに関してのレクチャーだったと思います。

聞き手が先生に、やる気のない人にやる気を起こさすセミナーを発案しました。すると中谷先生がそのセミナーは成り立ちません。なぜならばやる気のない人はやる気の無い世界にいる人でその人たちが、その世界を心地の良い世界と思っているのですから、その世界から抜け出しまったく違う世界に入り、180度方向転換した価値観を持ってやり直そうなんて思いません。またこのセミナーに入ってお金を払い講義を聞くという意味さえも解らないはずです。このセミナーに入って勉強したい人はやる気のある人が、もっとやる気を起こしたいという動機の人が入って勉強するセミナーです。と答えていました。

なるほどやる気のない人は、やる気のない世界があり、そこにいて満足している。人に迷惑をかけるわけでも無くそれはそれでOK。ほっとけばよしと言っているのです。価値感の問題を無視して無理して親切心と思い引っ張ってもしまいには迷惑がられるということです。教えの難しさがここにありますね。教える方はこの子のためと思っても、本人には逆にプレッシャーになり、最後は切れてプッツンということですね。

ある知り合いの外交官が、これは例えばの話と釘を刺してこんな話をしてくれました。 続きを読む →

2013年10月27日
by 小野田
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教えのルール パート1

先生の教え方一つで、伸びる、枯らしてしまう、芽を摘む。まあーいろいろなケースが出てきます。日本の体育会系の運動クラブの教え方は、ひところ、完全に芽を摘むやり方が大半でしたが少しは改善されたのでしょうか。一年は奴隷、二年は何々で代表される大学の運動部は、まだまだたくさんあるはずです。卒業するとこの関係が懐かしいのですが、そのシステムに合わずに放り出されて才能が開花せずに終わってしまう惜しい人が世の中には、掃いて捨てるほどいるはずです。この超暗い教えのルールは日本独自の物です。いじめです。伝統という飾り物に隠されたたちの悪いいじめです。

私には子供が二人いて、どこの親でも同じでしょうが、夢と希望を子供の未来に託すじゃないですか。長女は、どういうわけかクラッシックバレエの国の養成所の試験を受けさせたら受かっちゃたんです。この養成所は18歳まで続くプロ養成機関なんです。嫁さんが毎日小学校が終わるとバスに乗ってその養成所まで行くわけです。知り合った付添いのお母さんは、毎日60キロの道のりを車で来ていたりして、親子の絆と執念でやっている日本で言えばステージママなんです。毎年毎年、落とされて最後に残るのは数人らしいのですが、この養成所の試験にパスしただけでもスゲーカッキーなのです。その娘も2年ぐらい通ったのですが、もうやだで終わりました。芸事は好きだからできるもので、6,7歳の子供が親のエゴでやらせたものを好きになるわけがないですよね。夢破れでした。夢破れは娘ではなく親なのです。娘は解放された喜びでハッピーハッピーです。それからは、町内のサッカークラブに入り夢中になつて大学進学の歳までやってましたので娘としては最高の青春の一ページだったんでしょうね。

もう一人の息子は、サッカーが好きでレアルマドリッドのファンなのです。私の時代は野球、長嶋、王選手にあこがれる時代でしたから、中学から野球を始めてうんぬんなのです。その息子がレアルの子供のクラブに入りたいというので、その試験が年に何回かありますので、その試験を受けさせました。60人位の試験を受ける子供がいたと思います。その子供を何組かに分けて紅白試合をするのです。その試合を通して目立つそして才能のある子供を見つけるわけです。その紅白試合にうちの子供も参加しました。20分ぐらいの試合でうちの子供は一回もボールに触ることができませんでした。他の子供たちの素早いこと、サッカーを知っているんです。父、一徹、息子飛雄馬の大リーグ養成ギブスじゃないけどステージパパが子供に夢をがスペインには特にサッカーに関してはあるのです。18,19の餓鬼が数億稼ぐのがこの世界です。これは親が子供に賭けたギャンブルなのです。真剣さが違います。うちの子供はこの現実に触れて世の中のつらさをちょつぴり味わったわけであります。その息子もスキーをやったりテニスをやったりで、大学を終了しましたので、これもまた楽しい青春の一ページを持ったわけであります。 続きを読む →

2013年10月25日
by 小野田
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解剖学

手技療法のメッカ、アメリカではカイロプラクターはれっきとした医師です。医師という意味は、西洋医学を学んで医者となった人たちのカルキュラムを消化しているということです。すなわち診断もできますし、注射も薬の処方もOKということです。またスポーツドクターはスポーツ選手専門にケアーをしています。もちろんその中にはスポーツ選手のための手技療法家もたくさんのテクニックを使用して活躍の市場を広めております。その全ての手技療法家の基礎となっているのが解剖学です。

 筋肉の作用、起始。停止を頭に入れることは最低の常識です。その常識の上で経絡を学べば、拮抗筋の虚実がわかってきます。背側部と腹部の関係がわかってきます。へそから上部、へそから下部の関係も解ってきます。X(アスパ)の関係もわかってきます。バランスをとるという意味も分かってきます。そうすると全ての手技療法の目指す自然治癒力を高めるという単純な自然の法則が見えてきます。この法則を理解すると面白いように患者さんの症状が変化します。痛みがどのように現れて消えてゆくのかその過程が理解できます。

ほっといても治る状態のときは蹴っ飛ばしても何をしても治るのです。また症状が坂道を転げきっていない状態であればどんなに一流の先生であろうと治りません。治る時期を見極めて接触するのがプロです。おいしいところだけを食べちゃうのがプロなのです。その辺が解ると治療も楽しくなります。 続きを読む →

2013年10月21日
by 小野田
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寛容の限界

スペインの医療制度は、比較的国民に対して寛容性があります。保険は国の医療保険、個人の医療保険の2種類があります。私はその2種類の保険を使い分けています。自営業や勤め人は、自動的に国民保険を払っていますので、国や自治体が運営する医療機関は順番を待つことさえ我慢すれば、すべての人が平等に医療の恩恵を受けることができます。またこの国は、国や自治体の運営する医療機関が大半を締めますので保険証さえあれば、大半の病気は国や自治体の最寄りの病院に通院及び入院が可能です。ただ日本もそうなんでしょうが、国立は待たなければなりません。順番が来るまでに死んじゃうよが現実の問題ですので、プライベート保険が幅を利かしているのも現実です。ただひと月の料金が年齢にもよりますが平均して100€(13000円)前後ですので急病に備えてプライベートの保険を所有する人が年々増えています。

 何割負担ですかと聞かれれば、処方箋すなわち薬代は全額負担ですが、診察、検査は、まったくお金の心配がいりません。この辺の寛容さが今のスペインの経済破たんを生んだのも事実です。

 今でも急患として外人が利用して金も払わずにドロンが可能な国ですので、この辺は誠に脇がお砂糖の国です。この寛容さはスペインの良き時代の忘れ物かもしれません。プライベートの病院が今まで親方運営の国立病院に替わって増えてきています。直接目に見えない現実として、実はこの病院のオーナーはアラブの金持ちだったりして、ただこの辺の動きは、老人大国スペインですので医療経営のおいしさは日本と同じかもしれません。

 医者も看護婦もレベルはかなり高く、この不況でイギリスやドイツにより良いサラリーを求めて移動している現実もここにあります。苦しき狭き門をくぐってきた医者や看護婦のサラリーは確かに安いです。30万円前後のお金で我慢しているお医者さんを私は何人も知っています。この国の不思議な所なんですが、裕福とは言えないまでも医療に従事する人は比較的日常生活に困った人の家庭の出が少ない現実を反映してか、奉仕の精神の人が目立ちます。赤十字、カリタ、国境のない医師団の活動の中心がこの国にあることは意外と知られていません。この辺は、キリスト教の信仰が影響していることは確かなはずです。

しかしこの国にも 汚い世界はあります。この国の政治屋の汚職が目立つ中で医療機関はこの国は正常に働いている印象が深くこの辺がスペインのお面白いところでもあります。しかし良き時代の寛容さは終わりを告げています。衣食足りて何とかで、このバブル崩壊の真っただ中のスペインは、国が潰れないためにアンタッチャブルの聖域医療に目を付けて、ここまではよし、ここはカットと、スペインの十八番である極端から極端の改革に政治屋が動き出しました。また一つスペインの良さが消えつつ現実がここにあります。

2013年10月18日
by 小野田
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労働許可証 パート4

日本人が外国に住んでいるということは、日本国で食べられないから出稼ぎに外国に出るというケースはほとんどありません。こちらのフィリピン人や南米の人たちはほとんどがお金を稼ぎに来るわけです。この辺が外国にいる日本人の欠点でもあり利点でもあります。

こちらに韓国料理のレストランが何件かありますがオーナーの大半は元ひよこの鑑別師か、元及び現役の韓国の空手テーコンドーの先生です。何年かお金を溜めてお店を開いた人たちです。チャイニーズにしても私が来たころの80年代は彼らが買い物やレストランで食事をしているのを見たことがなかった時代でした。

ところが今は、あちらこちらに中国人のコンビニエンスショップがゴキブリよろしく氾濫して、ミニチャイナタウンがあちらこちらに出現しています。ルイビトンの店には中国語をしゃべる店員がいます。ロエベ然り。中国人さま様です。中国人の今の勢いを見ればマドリッド(ヨーロッパ)侵略もヒョットッしたら夢でもない状況です。 続きを読む →