2014年1月6日
by 小野田
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職業は盗人

クリスマスからお正月にかけて、日本から旅行者がわんさと来たみたいです。うちのスタッフの鈴木先生のお友達が日本からきて、BALSA(バルセロナ)、REAL MADRID(マドリッド)、RAYO VALLECANO(マドリッド)の3試合を弾丸ツアーで観戦だそうです。昨年もそのお友達来てたみたいです。目的があっていいよな、でも鈴木先生、サッカー好きだったのかなー。たまにはいいかー。なんてたまの休みを持てあます、おじさんがここにいます。

 この時期は、ルーマニアあたりの怪しい軍団も、かきいれどきなのです。月一回の領事部からの日本人会への報告で毎月、すり、ひったくりの被害報告が10何件ありますので、この時期は倍でしょうね。報告によるとひったくりは、被害者曰く、気が付かないうちにやられているのだそうです。地下鉄に乗って、本人は気が付かつないうちにやられていると思っているのですが、他人が視れば、はいどうぞやってくださいの隙だらけでしょ。財布は後ろポケット、カメラぶら下げ、背中に荷物じゃ。鴨葱でしょ。この辺のギャップが悲しいかなNIPPONです。 続きを読む →

2014年1月2日
by 小野田
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元旦とカレンダー

2014年が始まりました。お正月と言ってもヨーロッパは何もないんです。静かそのものです。日本のようにテレビ番組のこれでもかこれでもかの爆発もなく、かといって元旦からデパートの初売りにウキウキするわけでもなく、実家にとりあえず電話しておふくろを喜ばして、何もないので治療所に行って毎月の初日に変える各治療ルームの塩を新しいものに変えて、一枚だけ張り残されたカレンダーを新しいものに変えて元旦が終了なんです。明日からまた一年が始まります。

カレンダーは、毎年日本で作ってもらって送って貰うんですけど、もう何やかやで24年続いているこれもonodaイベントなのです。日本のカレンダーは質、センスの良さ、これは正真正銘の世界一です。患者さんが喜ぶので普通サイズ300本.ビッグなフイルムの写真のカレンダー150本.これを日本の業者さんにメールで注文、できたら実家に送ってもらい、実家に到着した時点でスペインの日本通運に連絡、そしてこちらに11月の終わりに到着、こんなことを24年やっています。お金は半端じゃないんですけど、みんなが喜ぶからマーいいかなーと思ってやっています。

この頃は、こちら(ヨーロッパ)もカレンダーのいいのも手に入りますので、だんだん喜ばなくなっているのは確かだけど、習慣だし。年末だけ、普段はまったく来院しない患者さんが12月に一度だけ来てカレンダーを持っていくなんてかわいいもんですよ。私たちは、年一(としいち)の男が来るぞー。ほら来た。なんてワイワイ遊んでいます。 続きを読む →

2013年12月31日
by 小野田
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締めの大晦日

娘がマドリッドの大晦日のビッグイヴェント、ハーフマラソン出場だと張り切ってサラマンカというマドリッドから200km北に位置する地方都市から帰ってきました。月に6日ある夜勤を終えてバスで帰ってきました。クリスマスは、急患を150人をさばいたとさりげなく言う姿は、もうおばさん小児科医に一歩前進かなと、ちょっと安心のバカ親父なのでした。。

いつものように昼飯を娘と食べるのが習慣で、内容はいつもの様にバカ話なんですけど。パパね。小っちゃい子供がげろしてもパッパッと洗えばいいじゃない。全然汚くないよね。でもおばあちゃんやおじいちゃんがげろはいちゃうとね、消えないのよね。うんこもも大人のうんこ重くてくさいしね。とこんなたわいもない話をするのが普段の日課なんです。これからスペインは老人医療が日本と同じように花形になると娘に将来の方向性を諭したときもありました。年を老ると体のすべてが緩んで、顔も大きくなるし、体もいうこと聞かないし、これからは老人がいいターゲットだよという諭し作戦の親心は、馬の耳に念仏に終わったのでした。 続きを読む →

2013年12月26日
by 小野田
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クリスマスの日のおじさんのお散歩。

12月25日は、クリスマスの祝日何もない私は、サッカーのレアルマドリッドの本拠地のサッカー場の周りを当てもなく散歩しています。サッカーというものが、嫌いでもなく、また最後までテレビで見て喜ぶ対象でもないので、スペイン人との会話においてつまらない日本人の中に私は入っているんだと思います。飯に招待されても、10分で食べて寝転んでいたい、タイプなのでスペインの10時から延々と続く夕食はいつの間にか辞退続きで、もうだれも呼んでくれないさびしい変なおじさんになってしまったのです。実際、夕食の後にコパ(食後酒)が出てジョーク(一口話)が出てくるともうヤバイヤバイの動転状態になるのです。第一番に面白くない。第二番にどこで笑っていいかわらない。第3番に酔っぱらうと普段紳士面していた野郎が、なぜ東洋人は目がつりあがっているのか。何故ペルー人は顔がでかいのかと人種差別で笑わせる作戦に切りえる奴が結構いるのです。フランス人はスペイン人を蔑視。スペイン人はポルトガル人を蔑視ドイツ、イギリスはラテン系を蔑視。みんな言わないだけのそんな関係なのです。じゃなんでスペインにいるのか、何やかや、ぼろくそ言っても、住みやすいんでしょうね。 続きを読む →

2013年12月20日
by 小野田
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汚職の根性

日本では、猪瀬さんという東京都の知事が徳州会から5000万を貰ったか、借りたかして毎日ニュースの対象にになっているようです。東京へのオリンピックの招致選考会で、薄笑いを浮かべて資金は、すべて銀行に預けてありますと中学校の英語でしゃべって有頂天になっていた男が、奈落の底に落ちていく姿は一寸先は闇の教訓そのものです。週刊新潮に劣等感の塊男、まぶたのプチ整形、3万円のマサイの靴で身長を高く見せてるなんて書かれてもうBorokuso です。年をとってからの惨めな姿は、登り詰めることに全力を尽くした人にはつらい出来事と察します。後手後手に対処が遅れたことは徳がない人間が必ず行きつく終着駅ですのでまあ仕方がないことです。今迄そばにいた頼れる人間がぼろぼろと去ってゆく姿は想像できますね。やばいと思って下手に動いて金を返却したところはもう根性なし丸出しでお笑いです。行きつくところは辞表を提出、頭を下げて遠山の金さんのお定めでここにて一件落着と行くかはちょっと疑問が残りますね。村社会日本は結構残酷ですからね。 続きを読む →

2013年12月16日
by 小野田
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指圧は指圧

ドイツとスイスの指圧はどうですか。実力はどうですかねー、と聞かれたら私は何と答えたらいいのでしょう。例えばですね、あなたが週一回、日本でどっかのおっさんに指圧を受けているとします。まーレベルはそこそこ疲れ位は取れるでしょう。そんな人がヨーロッパに旅行に来て、時差ボケで眠れない、疲れが古傷を呼び起こして腰痛の前触れです。やばいと地元のガイドさんにマッサージ受けたいんですけどと頼みます。来ました、自称指圧師が。仰臥で腹を触診し始めました。掌でなんかやりだしたぞー。これで今日は眠れるかもしれない。終わったらチップあげちゃおうかな、なんて思ったりして。10分すぎて腹の指圧が延々と続きます。掌圧でぐっとぐっともたれた腸がほぐれて来たかな。いな10分間鳩尾周辺を触っているだけなのです。じーっと触っているだけなのです。どうですか、なんて聞いてきました。気が動き出しましたよ。なんていい始めました。俺は、うー気が動きだしエネルギーが奥から湧き出してきました。と答えれば友好関係にひびが入らないのだろうか。それとも気はいいから、圧してください。こってる所を見つけてバンバンぎゅうぎゅう揉んでくださいと。言うべきなんだろうか。 続きを読む →

2013年12月14日
by 小野田
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ジングルベルに思ったこと。

12月も半ば、そろそろジングルベルのああでもないこうでもないが佳境に入ります。スペイン人はこの時期を嫌う人がいます。妙にさみしいんだそうです。普段でも閑散としたヨーロッパの冬。この時期は、確かにさみしい時期かもしれません。一見スペイン人は陽気のハッピーハッピーを想像しがちですが、精神的な悩み、不眠症等の疾患はヨーロッパ一の国なのです。一見陽気、実は暗い、家族しか信じない。こんなタイプが意外と多いのです。新興宗教の団体が一番多いのも実はスペインなのです。だからなんなんだと言われても困りますが。

日本は忘年会、クリスマス、特にデパートは歳末最前線ですね。学生の頃、冬は寒いので温いデパートでバイト、これが4年間の習慣でした。特に渋谷の東急東横店を根城に6時閉店が歳末で、少々時間延長でしたが、デパートが閉まった後、何をしようかと妙にうきうきしていたのを懐かしく思います。今でもその時の上司と親交があり帰国するたびに家に立ち寄っては、短い再開を楽しんでいます。その上司といつもつるんでいましたね。今もあるかは知りませんが、東急本店に行く道のりのちょっとそれたパチンコ屋脇の迷路に、亀八というお寿司屋さんがあり、そこでいつもの注文で一時間ぐらいつまんで、そこでお別れが日課でした。それ以降はお互いどこに行くのか何をするのか一切干渉なし。次の朝、ハイ朝礼、いつもの上司とアルバイトの関係。我儘同士の妙にいい感じの付き合いでしたね。 続きを読む →

2013年12月8日
by 小野田
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ドイツは、やはりドイツです

初めてのドイツで、やはりやはりドイツなんです。ハンブルグに指圧の講習に行ったのですが、家並みが違いましたね。第2次大戦で空襲を免れた建物が大分残っていて、勇壮な古い建物が厳格に立ち並んでいます。家は窓が大きくとられていてその上、カーテンがあけられている家が恰好あります。そして玄関まで柵がなく、家の内まで見られるのです。これはスペインでは考えられない家づくりです。これじゃスペインなら泥棒さんいらっしゃいじゃないですか。スペインの家は、マンションなら一階の窓は鉄格子、一軒家は、高い塀で覆われて絶対に中が見えないようになっています。スペイン人が用心深いというよりは、現実に泥棒さんが、うじゅうじゃの国なのです。泥棒さんの天国なのです。警察に言うぞ、なんて言ったら どうぞ なんて笑われちゃう国なのです。

ガイドさんがホテルの受付でじっとスーツケースに目線がいっている私を見て、先生ここは置き引きなんていませんよ、と軽く言われて立場がまったくありませんでした。スペインでは首絞め泥棒、すり、置き引き、何年も住んでいる住人がやられるのですから、旅行者なんてへの河童なのです。その上、泥棒さん、捕まっても牢屋がいっぱいですぐに出てきちゃうのです。逆恨みされたら大変です、みなさん知らんぷり、これがスペインの現実です。何でそんな国に30年 なぜ これは私も疑問なのです。適当人間には住みやすい国、その一言かもしれません。この答えが的を得ているんでしょうね。 続きを読む →

2013年12月7日
by 小野田
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セミナーの総括 パート1    初心

11月29日、30日、12月1日にドイツのハンブルグ、12月3日、4日、5日、にスイスのZURICHから電車で一時間、そして車で30分のKINTEILという人口200人の雪の積もった山奥で浪越指圧の基本実技講習を助手として出席しました。日本から日本指圧専門学校で41年間もの間、生徒を教えている小林秋朝先生がいらっしゃいました。先生は74歳なんですけど気力、体力は私より2倍も3倍もありますね。こんな先生が講習にいらっしゃれば、私はひよっ子なのです。先生は日本指圧専門学校では1年生を教えているんですけど、まっさらな生徒に指圧のいろはを叩き込むには最高の先生ですね。見習い、今回も先生からばっちり教えの極意を教えていただきました。無駄のない説明、気を抜くタイミング、時には、怒り、飴と鞭をうまく使って計6日間やってくれましたね。私はどういうわけか、ラッキーボーイでここまで来たのは、良い先生がいつも傍にいてくれたことが今思うと、ラッキーでしたね。皆様にバカバカといわれながらも結構大先輩が程よい感じでアドバイスをくれましたね。今回は、大分絞られました。特に初級と上級者の教え方の違い。私はどちらかというと上級者を教える機会が多いので行ってみれば出来上がった人たちのグレードアップです。一方初級者は知らないところのまったくゼロからのスタートですからこちらの方が断然難かしいのです。根気よく教える大変な仕事なのです。

結構戸惑いましたね。ブロークンなスペイン語で教えている自分が、急に日本語でやるわけですから、日本語は難しぞー。生徒になめられましたね。号令も早くなるし、通訳の加藤さんには号令が速すぎると後からつつかれるし、声が頭のてっぺんから甲高く出てきたときには、情けないの一言です。基礎力の不足です。32年在住のスペインの山賊が借りてきた猫ちゃんです。いつの間にか、自己流になり、この業界に、うじゃうじゃいる天狗野郎になってるんですね、こんな時にあえて率先して恥をかくか、適当にごまかすか。そうです恥をかくのです。生徒と一緒に基本指圧の復習です。腰の安定感の有無。圧の角度、親指の指腹の触覚度。すべてチェックです。久しぶりにいい汗をかかせてもらいました。

特にスイスの3日間は、ホテルのホールが講習所を兼ねていて、外は雪、店は何もないの無いないづくしの村です。その上、三度の食事はマクロビオテックです。最終日に体重計で測ったら計3㎏痩せて顔のたるみが若干消失してhappyな気分を味わうことができました。早速明日は8時間のスペインの指圧学校の教えです。新しい気分で変わったね茂と言われるか、またいつものパッションを込めた早口のスパニッシュスタイルで教えるか、サーどっちだ。兎に角今日はねるぞー。

2013年11月22日
by 小野田
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教えのルール 8

こちらで、武道が盛んだと以前書いたことがあります。道場に入るときに挨拶をして入る生徒がいます。なかなかですよね。何か武道をやっているのかと聞くと、ハイ空手をと返事が返ってきました。そうかで、思考がストップします。あえてこれ以上は聞きません。それでよし。空手を習っても、その道にあるであろう日本独自の礼儀までは、期待しても無理ですよね。道を習うのであれば、掃除から始まり掃除で終わるのが常識ですが、その掃除を行うという作業が彼らには理解できません。

 私のクリニックでは、治療室の掃除から患者さんが使用するパジャマのアイロンがけまですべてをスタッフがします。このことを当たり前としてここまで来ましたが、古いスタッフはこれを抵抗感もなく行いますが、新しいスタッフはそのことに納得がいかなくて辞めてゆく者もいました。私とすれば、クリニック全てのことを理解して患者さんを迎えるということの大事さをわかってもらうためにとあえて行うセレモニーと理解しているのですが、この辺のところが微妙に食い違います。

 俺は治療師であり、なぜ掃除をやらなくてはならないのかとの考え方です。掃除をして患者に向かう姿勢を培うなんてとんでもない発想なのです。アイロンがけにしても、きれいに、そして早く、電話が鳴れば一つの仕事をしながら他の仕事に早急に対処するという訓練なのにそれがわからないのです。掃除が完璧に早くできる人は、やはり治療も完璧に出来るのです。アイロンを完璧にできる人は治療も完璧に出来るのです。そこのところを見たくてあえてやらすのですが、人件費を安くするためのオーナーの方針とみるようです。見習いは必ず掃除から始めるのですが、なかなか続ける人がいなく、うちのスタッフはベテランばかりで切り盛りしているのが実態です。 続きを読む →